若い頃、顎の尖った痩せた女が好きだった。
30代半ばくらいからだろうか、少しだけ好みが変わる。
希望というのは下腹にあるのではナイダロウカ。
臍に指を入れ、どれだけ入るかで遊ぶ。
あんた何やってんの、駄目じゃない。
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70年代全共闘全盛の頃合、滝田修氏というアジテーターがいた。
地下に潜り、10数年を過ごす。
いわゆる、あの当時の風俗のイコンのような存在である。
私は川崎駅前にある古本屋で求めた本を、壊れかけたソファの上で読んでいた。
当時、現場界隈にはその方面の方々が随分と流れる。
コンビナートの夜景は綺麗である。
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