「世界の方が動いている vol.2」
全く個人的な感想だが、松永氏も御堂岡啓昭も、例えば本件によく名前が登場する崎山氏も。
付随して何人かの方々にとっても、その原型期あるいは青春の記憶の原点は90年代後半、例えば97-00年時分にあったのではないかという気がしている。
「10年の後」あるいは「10年」で「夜話」内の検索をかけられるとお分かりになるかもしれない。
その差分と分岐である。
松永氏に関して言えば、2002年から03年前後。すこし遅れて04年。
試みに彼のサイト内を検索してみれば「はてな」というシステムの中でどのように好き放題していたかの片鱗が伺える。
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一体に認識というのは現実そのものよりも遅れてくるものだ。
自分たちが思っているよりも世界の進み方の方がはやい。
例えば御堂岡啓昭を代表とする「荒らし」の手口は既にして古くさい。
工作とは裏でなされるから有効なのだが、その場所の全てに今や監視カメラが付いているご時勢である。
#参考http://beyond.cocolog-nifty.com/action/2007/05/kddi_c487.html(開示請求)
同様に【黒鮫】ことのは関連総合4【連邦】
http://ex22.2ch.net/test/read.cgi/net/1179130911/
こちらの書き込みのペースがとたんに落ちていることも面白い。質的な変化もおきている。
簡単にまとめてしまっていいかは疑問だが、例えば「アンダーグラウンド」のヒーロー、ある種イコンのような存在が、今や成り立たない時代になっているのではなかろうか。
ネットは単にインフラである。大学、シンクタンクなどが啓蒙していた90年代後半とは全く事情が異なってきている。
どちらかといえば、最も安価な娯楽。
階層の逆転現象が起きているのかもしれない。
そして、ブログ・ツールのエバンジェリストという立場も、またその社会的使命を終えてゆくのである。
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