2006年11月28日

あなたの軸足

黒崎@あなたの軸足


今回BB氏に佐々木氏が会談を申し込んだきっかけ、直接の契機は、オーマイでの11月17日をもってとする方針変換にあったものだと私は推察している。
メインの話がなんであれ、である。
次いで、BB氏のこの記事はセットで読まれるべきものだろう。
http://ultrabigban.cocolog-nifty.com/ultra/2006/11/post_04eb.html
http://ultrabigban.cocolog-nifty.com/ultra/2006/11/post_c402.html
個人的には前半の結語への流れには、若干の違和感が残ったが、それについては後で書く。

それらを差し引いて。
BB氏と佐々木氏が会談したということはそう悪いことではない。
佐々木氏は今結構厄介な立場におかれているのではないかと想像する。
なんといってもオーマイ内部の経緯を実名入りで公開してしまった。
これに対してはオーマイ、特に平野氏などとは相当の軋轢が予想されるが、もとよりそれは覚悟のことだろう。
特に興味深いのは、同じDJ研である佐々木氏と藤代氏との関係である。

思い起こせばガ島こと藤代氏は、日経BPでのブログ連載の際、北新の高田氏と強烈な論争を繰り広げている。互いに面識のある二人であるから、年長者が、やや呆れながら対応している様子が伺える。
http://weblogs.nikkeibp.co.jp/gato/2005/04/dokusya.html
幸いバックナンバーが残っているので、その推移を今の目で検証していただきたい。

また、時事通信湯川氏のブログ「ネットは新聞を」
http://kusanone.exblog.jp/
においても、キーワードに「ガ島通信」などと入れてみると、面白い事実が浮かんでくる。彼は湯川氏の炎上その他の際、一言も表立って口を出さなかった。この辺り、具体的に書いてゆくとなかなか面白いのであるが、長くなりそうなので割愛する。
同じことが繰り返されているだけなのだ。

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佐々木氏の多くの論について、黒崎は批判的である。
批判を並べよ、とか言われたら、原稿料などないブログであるが、数ページも書けるだろうか。

が、今回のことを断片的に眺めていると、軸足がどちらにあるのかということが最後の分岐点になったのではないかという気がする。
勤め人なのか野良なのか。
ジャーナリストなのか広報コンサルなのか。
実態はともかく、そのどちらを志すのか。

今の段階では、そしてこの局面では、黒崎は佐々木氏に遠くからエールを送りたい。
posted by 黒崎 at 21:39 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

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