2006年10月17日

波浮の港

黒崎@波浮の港


磯の鵜の鳥ゃ 日暮れにゃかえる
波浮の港にゃ 夕やけ小やけ
明日の日和は
ヤレホンニサなぎるやら

昭和初期、「新民謡」と呼ばれる一連の歌が流行した。
4年、大学卒業者の就職難深刻化。我が国初の国産ウィスキー発売。
5年、金解禁。浜口首相狙撃さる。
6年、のらくろ「少年画報」に登場。オールトーキー映画「マダムと女房」
東北地方冷害。身売り増える。
7年、上海事変。満州国建国。
ざっと並べてみたが、「波浮の港」もこの頃の作である。
野口雨情作詞。中山晋平作曲。
二、三と続いてゆくのだが、主軸は島の娘たちである。

風は西風 御神火おろし
島の娘たちゃ 出船のときにゃ
船のとも綱
ヤレホンニサ泣いて解く

帯を解くという言い方があるが、作詞家はそこまでを語ってはいない。

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posted by 黒崎 at 11:38 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

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