2006年05月14日

クラブ、リー・マービン

黒崎@クラブ、リー・マービン

雨である。
暑いのか寒いのか判然としない。
さて、約束の5月9日を過ぎても、ume氏およびその法定代理人からは何の連絡もなかった。
仮にそうなった場合、私は珍しくネクタイピンをして富士通と時事通信社に出向き、事情を説明してもらうつもりだったが、果たせなかった。
その後、知人の新聞社の方とともに霞門あたりで待ち合わせ、公安に顔を出そうかという目論見も外れた。
その後は日銀裏のバーにゆく。
そこでは大型の液晶テレビの音を消し、モノクロの裕次郎が流れている。
葉巻も売っているのだが、ダビドフばかりなので買うことはない。

夢のように時は過ぎる。
巨大掲示板では一時「黒崎劇場」という安いドラマが演じられ、あれやこれやの方策で、黒崎の身許を明らかにすべきだとの世論誘導工作が試みられた。
君、ume氏の幽体離脱だろう、とか指摘する声もあったりして、民主主義とは面白い。
例えばこんな感じだ。
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>>しかしネットは異なります。双方向であるゆえ批判は発言者の元に届きます。
>なかなかいい言葉だなw 自らにも跳ね返ってくる言葉だが、
法的に問題がなければスルーできると思っているのだろうか。
まさかそれはないよなあ。

>俺は黒崎の実態の方が興味あるよ。
この期に及んでも自分を隠そうと複線はりまくるのは何か裏があるとしか考えられない。
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面白いのは「法的に問題がない」ということを既にして前提にしていることである。
戦線は後退した。
後は掲示板での世論工作だけである。
一見一般的な話を展開していたと思ったら、文中唐突に自説が入る。
そこに論理的な関係が全くないので、読み手はひっかかり、ナルホドそれが一番いいたいことだったのかと気がつく。飛躍というよりも超理論である。彼らは基本的に堪え性がない。
すると外野から、
「オウムに所在教えたらVXガス撒いてくれって言っているようなもんじゃん」
とかの突っ込みが入ったりもした。
この場合のオウムとは誰を指している訳でもない。
友人に有力現役信者がいた男や女の場合もある。

ところで。
リー・マービンが化粧したようなママがいるバーが赤坂の外れにあった。
義理でたまに顔を出す。
ママは無口なのだが、女のことで煮え切らない風情をしてぐずぐず言っていると、おもむろに立ち上がり、酒棚の後ろからウィンチェスターM70を持ち出すのが常だった。
いつだったかも、ドアからひとりの、客観的にはデブと評して良い男が転がり出てきたことを覚えている。
私は黙って一杯を飲み、それから乃木坂方面へと歩いた。
posted by 黒崎 at 05:22 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

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