2007年03月23日

豪雨の前兆 51

黒崎@豪雨の前兆 51
「花の影」


「夜話」内部で「豪雨の前兆」を検索すると以下である。
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/pages/user/search/?keyword=%8D%8B%89J%82%CC%91O%92%9B

「豪雨の前兆 50」
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/34454307.html
が物語のラストで、どうにも重い気分で5分ばかりで仕上げた。

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じきに桜も咲くが、その下を歩いている男の姿を想像することがある。
未だ強がっていて、そのくせ眠れず、夜をうろつく。
仮に本当に心療内科などに通っているだとすれば、ひとまずそれは安心で、ようやく細い道ができたということだろうか。
特定個人ではなく、社会全体の受け皿というものをぼんやりと信じる。
「子守唄」
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/25623472.html

一時、鈍くなったとしても、それはそれでかまわない。
posted by 黒崎 at 07:10 | TrackBack(0) | 夜話「豪雨の前兆」 | 更新情報をチェックする

片目を開けた厄介

黒崎@片目を開けた厄介


やはり対象と自分が、社会という平面の中で動いているひとつの点でしかないと捉える視点が必要になるだろうと思っている。
「平面の中の点」
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/31333682.html
つまり、そのバランスが肝要なのであって、まずは特定個人の社会復帰ありきではないのだった。
「豪雨の前兆 49 被害者の生活」
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/34346052.html
●「地下鉄サリン事件被害者の会の声明」高橋シズヱ氏
http://blogs.yahoo.co.jp/whitecat12browncat12/7332962.html

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これは視点を変えると、いわゆる「父性」というものに繋がるのではないかという気がしている。
受容と切断。それはやってはいけないことなのだと示唆するのが父性でもあるが、昨今それは戯画化されてしまって旨く機能していない。
本件のプロセスの中に含まれていたある種の情緒性、そこから生まれる著しい軸のブレというのは、踏みとどまることのできない不安からくるものだろう。つまり「父性」というのは、ある時は悪役を演じ、担うことも要求されるからである。
posted by 黒崎 at 06:04 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

一年の後

黒崎@一年の後


昨年の5月、私は「ネット階層社会」という「夜話」を書いている。
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/17993689.html
そこでは巨大掲示板(2ちゃんねる)でのテンプレートが引用され、その中には「福井利器・・・オウム真理教(アーレフ)サマナ番号971番」という記載があった。

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それとは別に。
お時間があれば、過去のログを遡って読んでいただきたい。

4月5月。そして6月と情勢は推移し、7月の「夜話」はやや文芸的な世界に流れた。「高い空」
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/21580150.html
このまま過ぎていってくれればよかったのだが、9月になって「ニート40」が周辺に登場してくる。
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/24331484.html
2ちゃんねるでの工作が活発化したのもこの頃だが、ブログを文壇に擬した発言も気持が悪かった。自称吉本の弟子である。
「長い余話」http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/25645079.html
●「豪雨の前兆 29」http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/33619965.html

posted by 黒崎 at 05:59 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

芸の世界で

黒崎@芸の世界で


私は9月の頃合、こんな風に書いた。
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/22825303.html#comment

「社会復帰というのは、何もあの筆名でライターとして活動するということだけではないんです。自分がなりたくてもなれないもの、今は一旦は諦めねばならないものというのはあるんじゃないですかね。
本当に才能があれば、そして他人を感動させるに足る作品を書くことができれば、誰かが見ているし評価もする。文芸とか芸術の世界ってそういう公平なところがあるもんだと思いますが。
誰かが言っていた、ファンタジー小説を読んでいるような印象というのは同じ。現実感が極めて薄いです。
Posted by 黒崎 at 2006年09月22日 07:49

「ただこれがなにやらの「療法」であると仮に想定するならば、その視点からは一回目はあんなものだろうと。
現実(ネットの声も含む)にぶつかり、今までのようにはゆかず、さてそこからだと。
一般に新しいところにいこうとするときは、啼かず飛ばずの時期が何年かあるもんです。一旦後ろに下がることもあるでしょうね。
まだ40前なんだしさ」

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「大人たち」10月14日
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/25441833.html

「一般に、前の経歴がどうであれ、という世界はこの社会に存在している。
それは広く芸の世界であって、例えば作家の安部譲二氏を見出して世に出したのは「室内」の山本夏彦さんであった。
邦画ファンにはお馴染みの安藤昇氏も、かつては本職の安藤組組長である。
あるいは「天皇ごっこ」の見沢氏なども数えられるだろうか。
その意味では、松永氏がウェブに再帰する可能性はない訳ではない。
やりようによっては、という声があることも事実である。
私も半ばそう思いたいところもある」

「わが復員」12月23日
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/30095962.html

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posted by 黒崎 at 05:51 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

顔について 2

黒崎@顔について 2


AならびにA2についての論評はやめておく。
○トロツキスト=ニセ「左翼」暴力集団・人権屋・オウムの手先系
と端的にまとめられているところが面白い。

私が興味を持ったのは信者の顔である。
そして声でもあって、つい先日誰かが、実際に会ってみると物腰の柔らかい人物であると記していることを思い出した。

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「デーヴァの書評」
http://www.review-japan.com/folder/p1134.html
5年前のものであるが、一読文章に癖がある。

posted by 黒崎 at 05:46 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

顔について

黒崎@顔について


警察の不当逮捕(オウム真理教)
http://www.youtube.com/watch?v=syPEcg-cp3g
というYouTubeがある。
煩雑なのでhtmlを組んでこの中には取り込まない。
最後のテロップに「事件から2日後、1996年8月9日 山梨県上九一色村」とあって、緊迫した情勢の一齣であった。

アマゾンのレビューはこちらなど。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/customer-reviews/B00009P68I/ref=cm_cr_dp_2_1/249-8426054-0521162?ie=UTF8&customer-reviews.sort%5Fby=-SubmissionDate&n=561958

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「主要オウム真理教関係へのリンク集」というものがある。
http://www015.upp.so-net.ne.jp/sinzinrui/
例えばそこにはこんな風に記載されている。

○福井利器・河上イチロー・松永英明関係

絵文録ことのは(松永英明)
オウム/アレフの物語 (松永英明)
備忘録ことのはインフォーマル (松永英明)
松永オウム事件まとめサイト
アレフブロガーの時代
神話上の神々の鎮魂歌
オウム信者松永英明=福井利器=河上イチロー=きっこ まとめWiki
泉あいの松永インタビュー1・2・3・4・5・滝本インタビュー
佐々木俊尚 ジャーナリストの視点より「ことのは」問題を考える
〜 河上イチロー極限資料集 〜
M E M O R I A L L I N K S(河上イチロー氏)・河上日記バックナンバー
福井利器(K.A.P.P.M.デーヴァ師補)(ポア?)
デーヴァ(福井利器)の書評
東山出版(福井利器社長)(ポア?)

○トロツキスト=ニセ「左翼」暴力集団・人権屋・オウムの手先系

A2・森達也-森達也ウェブサイト出張所-晶文社コラム
吹田に『オウム』がやってきた・ち〜こ♪の毎日・定例チャット(ポア)掲示板)
岩本太郎ブログ・岩本太郎のメディアの夢の島
オウム裁判対策協議会
オウム記事クリッピング(やました)
ハイ、こちら人権110番 インターネット版(千代丸健二) ・ 掲示板

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posted by 黒崎 at 05:45 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

春の病に 2

黒崎@春の病に 2


倫敦橋氏のところで。
http://d.hatena.ne.jp/LondonBridge/20070320/1174367166
「自サイトでうだうだやってる分には文句はないが、編集合戦でさんざん顰蹙を買ったのちのこの発言が公開されてしまった以上、今後すべての発言は戦略的に書かれたモノ、謀略としてしか読まれないだろうに」
つまりはそういうことなのである。
本人の復帰を願うとは言いながらも、この時期にそうした発言が公開された場合の効果・社会的な広がりを意識していたかというと、やや疑わしいものがある。

続けて「真夜中は別の人」の一文も示唆に富んでいた。
http://d.hatena.ne.jp/yetanother/20070320/1174404430

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posted by 黒崎 at 05:42 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

2007年03月21日

Alex777 御堂岡啓昭

黒崎@Alex777 御堂岡啓昭


Wikipedia内部で全文検索をこころみると「ノート:週刊現代」が出てくる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%E9%80%B1%E5%88%8A%E7%8F%BE%E4%BB%A3
中にこういう記載があった。
「横からなんですが、Alex777はネットでも有名な人間です。相手にするだけ徒労ですよ。 以下hatenaより 「御堂岡啓昭・1997年〜1999年頃、ANSOCなるウェブサイト上の架空の団体の代表を名乗っていた「緑川」の別ハンドル。「御崎の兄」と名乗ることもある。 一世を風靡した東芝問題に関する掲示板を「掲示板荒らし」によって閉鎖に追いやったことで有名。 インターネット弁護士協議会(ILC)のメーリングリストで悪質な誹謗中傷活動を行ったため、総会決議によって、強制退会させられている。 日本コンピュータクラブ連盟理事長の山本隆雄氏によると、「現在は、クレーマーから企業防衛して、企業からお金をもらう仕事をしている」とのこと。 彼の初期の問題行為はこちら[1]http://lovely.kakiko.com/mid/」(People48)

「People48さん、ちゃんと署名しましょうよう。そういう嫌がらせ目的の書き込みも結構ですが、このはてなキーワードでの編集履歴も付記してください。また、わざわざ示されたページは、まともな人が作ったページではありませんよ。というか、会社挙げての個人攻撃に入られたようですか?週刊現代の社員様ご苦労様です。 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%E6%C6%B2%B2%AC%B7%BC%BE%BC?kid=189716&mode=edit 」Alex777 2006年11月20日 (月) 18:25 (UTC)

そして、2006年9月21日あたりから特定人物の項目編集に関わり、10月26日にはは数分起きの連投であった。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%9D%BE%E6%B0%B8%E8%8B%B1%E6%98%8E&dir=prev&offset=20061024161229&action=history

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現在Alex777は無期限投稿ブロックになっている。
「利用者‐会話:Alex777」
http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E6%8A%95%E7%A8%BF%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BE%9D%E9%A0%BC/Alex777

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85:Alex777

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85%E2%80%90%E4%BC%9A%E8%A9%B1:Alex777

posted by 黒崎 at 21:51 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

ガンダム一番くじ

黒崎@ガンダム一番くじ


ガンダムと「はろぅきてぃ☆広島限定グッズ」を売られているところがあるそうで、甘木君が教えてくれた。
黒崎さんひとつどうですか、と彼は言う。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/bmxnr596?alocale=0jp&apg=2&s1=cbids&o1=d&mode=2

「一番くじ機動戦士ガンダム☆オペレーションファイルです。
やはり、書類もお気に入りのガンダムで持ち歩きしたいですよね
ヾ(≧∇≦)ゞ」

プロフには以下のようにあって、デジカメなんとか3級であるらしいのだが、
この場合には別の方の撮影なのだろう。
○オンライン認定証:
インターネットスキル判定
インターネットコミュニケーションアドバイザー
ショッピング・オークションアドバイザー
デジカメエキスパート3級
タイピングエキスパート6級
英文タイピングエキスパート6級
個人情報保護法基礎テスト(無料)

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マニアにはたまらない品揃えである。
ぜひ、ご友人にお勧めください。評価も非常に高いでゴンス。
posted by 黒崎 at 20:43 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

ANSOCというセキュリティ団体を開設していた御堂岡啓昭

黒崎@ANSOCというセキュリティ団体を開設していた御堂岡啓昭


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%B2%E6%B0%B4%E7%9C%81%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%B0%E4%BA%8B%E4%BB%B6

Wikipediaに面白い項目が記載されている。
「農水省オウムソング事件」である。

「アンス・リデルが真犯人である、と述べたのはANSOCというセキュリティ団体を開設していた御堂岡啓昭であり、当のアリス・リデル本人は関与に明言していない事から、御堂岡啓昭はオウム真理教関係者だとする説もあるが、河上イチローと御堂岡啓昭は敵対していたとも言われ、いずれにしろ真相は闇の中といってよい」

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「いってよい」というところがおかしい。
posted by 黒崎 at 20:13 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

大阪

黒崎@大阪


人民日報社のサイトにこんな記事がある。2006年9月16日
http://j.peopledaily.com.cn/2006/09/16/print20060916_63107.html
大阪市西成区の施設には、ビデオカメラなどを持った公安調査庁の職員約10人が入った。広報担当の40代男性信徒によると、この施設は上祐代表派で、7人の出家信徒はこの日も普段と変わらずに過ごしているという。この信徒は「私たちは麻原の神格化をすでに否定しており、動揺はない」と話した
「反上祐派」とされる同市生野区の施設
にも約10人が入った。道場の窓には室内が見えないよう目張りがされていた」

○画像
オウム真理教(現アーレフ)の施設に調査に入る公安調査庁の職員ら=16日午前9時41分、大阪市西成区で

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大阪西成地区の民主党市会議員、小林氏のサイトにはこう記されてもいる。
http://www.n-kobayashi.jp/contents/gougai/gougai/shisei01d.html

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posted by 黒崎 at 20:00 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

共同執筆のヤボー

黒崎@共同執筆のヤボー


結局はそういうことを望んでいるのではないか。
私家版「アンダーグラウンド 2 約束された場所で」ごっこである。
だとすれば100万円。
の筈なのだが、そうもゆかない。
ヤボーとは野暮という字をあてる。


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posted by 黒崎 at 19:53 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

花冷え

黒崎@花冷え


観測用の桜に五輪、花が咲いたとかタクシーの中で聞いた。
運転手と桜の話をしながら、青山界隈までかけつける。
この季節、異動その他があって、野暮用が増えるのである。

花の頃合、東京は時として冷え込む。
三次会へ流れる手前でふけ、交差点からすこし歩いた。

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posted by 黒崎 at 19:44 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

2007年03月20日

ボーイズラブ

黒崎@ボーイズラブ


花を抱えたでぶ。

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posted by 黒崎 at 01:25 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

2007年03月19日

ほっといてやれよ

黒崎@ほっといてやれよ


と、私は思っている。
上祐の分派前にはどうにかしたかったというコメントを何処かで読んだ覚えがあるが、それには間に合わなかった。
原因を特定のブログに求めるのは最も分かりやすいが、単に臨界点に至ったというだけかも知れず、最後に一芝居うってみたという説もありうる。
似たようなことは前にもあった。
http://d.hatena.ne.jp/LondonBridge/20070225/1172391085
これで踊る人間が何人かいるだろうと。
実際いる訳であるが、その動機は様々である。

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いずれにしても、とりあえずの物語は終わっている。
心療内科などに仮に通院しているのだとすれば尚のこと、メールのやりとりもその他の期待も、たとえ本人が望んでいるのだとしても、客観的にはその時期ではないのかもしれない。
まずは平穏な生活ではなかろうか。

posted by 黒崎 at 22:36 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

はぐれオウム

黒崎@はぐれオウム


http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/aum/
例えばここを眺めていれば、今どういう情勢になっているかは大筋で分かる。上祐は70人ほどを連れ「脱会」し、活発に活動を開始し始めた。
誰に聞いたものか、mixiやブログを極めて旨く利用している。
上祐の脱会が実は「分派」であるという指摘は全く正しく、そしてこれから怖いのは凄惨な内ゲバであるという予測も、ある面ではその通りであろうかと思われる。
「豪雨の前兆 23」
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/33457923.html
「カルマ権力闘争」
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/24545720.html
「風に葬え」
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/24546804.html

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形式的に脱会しているか否か、ということはほとんど今の情勢の場合意味を持っていない。
公安の名簿に記載されない脱会者は一時に70人も出現した。
あるいは被害者に対する補償を支払うことを避けるために、一時組織を離れる場合もあったかもしれない。
カナリヤの会の滝本氏は「ひとりオウム」という言い方をされていた。

私はここで、yetanother氏の次のエントリーを思い出す。
http://d.hatena.ne.jp/yetanother/20070213/1171381629
麻原を観想していなくても、教義自体が間違っていないと今も考えているのならば、理論的にテロは可能である。そしてテロ工作には様々な手法と段階がある。

三一書房から出ていた「内ゲバの論理 テロリズムとは何か」(植谷雄高編)という古い本が手元にあるのだが、総体的な状況は、そこで指摘されていたことと似通ってきているようにも思える。

posted by 黒崎 at 20:29 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

死んだはずの男

黒崎@死んだはずの男


などという言い方が嫌いである。
無惨な死体、などという表現もある。
こうしたことを平気で書くということが、既にどこか病的なのであって、それは何かと言えば、かけつけた自分を褒めてやりたいということなのかもしれない。その中心にいたのだと。
他にも注目すべきポイントはいくつかあるが、割愛する。

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手元に「医療社会相談室のご案内」というパンフレットがあった。
虎ノ門にある大きな病院に知人が入院し、その見舞いの際に貰ってきたものである。エレベーターの横に置いてある。すこし抜粋してみる。
相談内容
○1:精神的な問題について
○2:経済的側面
医療費・生活費の心配がある時。
○3:家庭内の問題
○4:職業生活について
復職・職業訓練などについて相談したい時。
○5:学校生活について
○6:社会復帰について
退院後の生活に関して相談したい時。
○7:社会福祉制度の利用について
福祉制度の利用や施設入所について相談したい時。
○8:その他
「医療ソーシャル・ワーカー」とパンフには書かれていた。

同じく、心理部「心理療法室のご案内」というものもある。
心理療法を行う部門である。技法は相談の上決めると。
こちらの但し書きには、「他院の精神科・神経科・心療内科で治療中の方の場合、心理療法をお引き受けできないことがあります」と記されていた。

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posted by 黒崎 at 19:57 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

春の病に

黒崎@春の病に


昨日あたりから身体に薄く風邪が入って、ぼんやりである。
書くべきことも多くあるのだろうが、正直言ってどうでもいいという気分の方が濃い。
経緯と対話のようなものがふたつばかり掲載されているが、通して眺めると「どっちもどっち」という按配で、ある特定の人物を媒介に自らを語っているかのようにも思えた。

誤解を招く表現かもしれないが、正直にいって気持が悪いのである。
いつかの思いを濾過すると、最後にはそうした気分が軟泥のように残っていた。

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どこかしら病的なものが表に露出してきている段階ではないかと思われる。
プロセスの中にそれは内包されていたのだが、それが形になっている面もあった。

posted by 黒崎 at 11:13 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

2007年03月15日

グレート・マザー

黒崎@グレート・マザー


80年代後半から90年代頭にかけて、ゆっくりとそうした概念が流布した。
例えばホラー映画で繰り返し出される映像の一部は、内包された内側のもの、つまりは呑みこまれる恐怖を示唆しているとか言われる。
そこから派生したサブ・カルチャーの流れのひとつが、例えば終末思想になったりもしたのだが、当時の代表的なアニメなどを思い出せば、ある程度は理解されるかもしれない。
大友の中期の作品の内部感覚のようなものである。

上祐は、麻原は自分達にとって父親であったとブログに書いていた。
この台詞に納得をするひとたちは相当数いるものだと思われる。
では母親は何かと言えば、それが見えてこない。

羊水があって、そこは気持がいい。
であるが、そこに漂うことは自分を喪うことだとも知っている。

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自分をある程度認識しているところが救いにも見えるのだが、そこから論理や対象を巧妙にシフトしてゆく。
同じだ、違う。それは彼の物語だ。
ただ通して眺めてゆくと、節々に語っていることは結局は自分のことで、半ば驚きながら窓を開け、緑色のネットを眺めているのである。


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posted by 黒崎 at 06:50 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

ことのは

黒崎@ことのは


結局は言葉の力なのである。
短文を詩と呼んでも、ポエムでも構わない。
彼はそれを信じられなくて、出たり入ったりをしている。

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posted by 黒崎 at 05:49 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

ブログ全入時代

黒崎@ブログ全入時代


望めば大学は全入である。
修士も博士も、例えば川崎にある大きな研究所では40までの雇用が保障される。
次は、と言えば自分で探すしかないのだが、それから数年経って、甲府の辺りから年賀状が届いた。
なんだ嫁さんもらってないのか。
昔、下北辺りでうろうろしていた間柄だから、好きなことを言う。
いいひといませんかね。
君、贅沢だからなあ。
黒崎さんには言われたくない。


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posted by 黒崎 at 05:18 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

遠隔のパラ

黒崎@遠隔のパラ


しかし、あの風呂だけはどうにかしたいものだな。
例えば使用前と使用後の写真を撮って、業者に頼むこともできるけれども。

でもさ。
何か理由をつけて元に戻るから仕方ないようなところもあるんだよ。
手はないのかな。
親が年を取って、助けられなくなるまでは厳しいかもしれない。
で、40か。

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posted by 黒崎 at 05:16 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

母の風呂

黒崎@母の風呂


車に戻ってから、連れが茶を飲もうという。
夜も遅かったので、ファミレスくらいしかない。
出始めたばかりのドリンク・バーでぼそぼそとコーヒーを入れる。
納豆をかき混ぜたような泡である。

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で、どういうことなんだろう。
連れは3ミリの煙草を忙しくふかした。
色々な考え方があるんだが、あくまで仮説としてだけどね。
風呂というのは羊水みたいなものだと考える場合もある。
それが怖いと。
少し出来すぎだけどもね。

posted by 黒崎 at 05:12 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

風呂について

黒崎@風呂について


何年か前だったろうか。
ワンルームに住む30代後半の男の部屋を訪ねたことがあった。
立錐の余地がないほどに散らかっている。
饐えた匂いが何処からかと言えば、朝方出せないゴミ袋であったり、その中に詰め込まれた洗濯物だったりした。
小さなベランダはそれで埋まる。
訪ねたのは夜だったのだが、私はまず窓を開けようとした。
力を入れてもひっかかり、サッシはかなり重い。

PCが複数あってそれぞれに回線が繋がっていた。
一日中ネットに繋げている。
サイト名を教えてはくれなかったが、自らHPを作ってもいたらしい。
MacOSの素晴らしさとWindowsの退屈さを彼は語る。
Adobeの歴史を話してもくれるのだが、彼の知識はどこか偏頗で、例えばそれで何をするか、したかということはない。
かつては棚だった辺りに、膨大なCDとDVD、それから延滞の催促の封書が積み上げられていた。
母からの手紙もである。

彼は風俗の話をする。
池袋のなんという店では自分は顔だったと。
彼女にマイミクを申し込んだのだが、暫くして音信不通になったのだと。
店の前で立っていたら何時の間にか警官がきて、それからのことは覚えていない。でも黒服には勝ったんですよ。

住むところは彼なりに拘りのあるところである。
拘りとは、育ちがいいと一般には言われる有名私立、その下からゆけるような箇所の近くで、その傍にいることがなんとはなく安心をするのだと口にしていた。そうした意味での自己認識は時折ある。
と同時に、自分が結婚をするなら大手銀行や商社に勤める女性で、しかも必ず処女でなければならないのだと力説をしていた。
フリーや派遣などはもっての他なのだと。

彼はヤフオクで、いくつかのものを転売している。
主に発売されたばかりのゲーム機器とそのソフトで、その利潤を青色申告するのだと主張している。今はその勉強をしているのだと。

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バス・ルームを開けると、便座の色がまずは定かではなかった。
流しているのかね、と尋ねると、時々流れないことがあると言う。
その時は大家さんがきて直してくれるんです。
狭い化粧台には整髪料とコロンが並び、その種類と匂いを自慢していた。
デパートまで行って買うのだと。
綿パンの履きこなしがいい。
と電車の中で暫く前、若い女性が自分を見て噂していたのだと笑う。

シャワー・カーテンは黒くなっていて、立って入るしかない風呂である。
私は、靴下のまま入ったことを後悔していた。

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どうだろうか、と連れが言う。
薬を勝手にいじるのは不味いよね、と私は答える。
都合のいいところを転々としていてね、母親がそれをまた信じるんだよ。
そうかもしれないね。
私たちは少し俯きながら、グラウンドの裏手の路地を歩いた。
その向こうに車を停めている。
そこは中学や高校のある近くで、誰にとっても懐かしい、緑色のネットが水銀灯にたるんでいる。
夜には、緑色にみえない。

posted by 黒崎 at 05:09 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

ネット観察処分

黒崎@ネット観察処分


今起きていることは、ほとんど残務整理に近いものと思われる。
例えばWikipediaの当該項目は、「要出典」の羅列であった。
一年の間それが保護されていたとしたら、名実ともにそれは無惨と呼ぶべきものだろう。
が、実を言うとそれが客観的な実相なのではないかという気もしている。

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posted by 黒崎 at 04:58 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

2007年03月14日

青の日

黒崎@青の日


飛行機雲が傾いている。
子供が舗道で遊んでいる。

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posted by 黒崎 at 16:56 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

グラウンドの裏手 2

黒崎@グラウンドの裏手 2


下の階に30代後半の男が住んでいて、何をしているのか分からない。
手紙がポストに入っていたり、途中、待ち構えていたりしたことがあったという。
僕の実家はこうなんだ。今勉強のためにこっちにきているんだ。
PCに詳しいから設定してあげるよ。

それで。
それで、不動産屋に言って、ドアにTV付のインターホンをつけてもらったのよ。鍵もふたつに。
私は彼女にmixiをすぐやめるよう言った。

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posted by 黒崎 at 16:32 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

2007年03月13日

グラウンドの裏手

黒崎@グラウンドの裏手


のワンルームに、女が住んでいたことがある。
いわゆる私立の大学とか高校が集まっている辺りである。
三田のそこは入り組んでいて、角を曲がると奥にライト・アップされた低層のマンションがある。そこはほとんど別格と言っても良い風情だった。

ブクロの傍はそれ程でもなく、細い路地が続く。
7.5〜10はゆかないだろう。ダミーのカメラもあったりして、洗濯物は外に干す。自転車を置くのが難しい。倒れているのである。
弁当を買ってこいよ。
待っている間、居るところがない。
ベットの上で天井を眺めている。

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posted by 黒崎 at 17:51 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

千葉との境目

黒崎@千葉との境目


独りだったものだから、メーターで200まで出した。
僅か5秒程度である。
私のAMGにはなんのせいか、フット・レストがついていなく、踏ん張るのにシートを少し前に出した。
200がここで、といったからどうだということもない。
一番怖いのは、横羽、つまり一号線で、羽田トンネルの緩いカーブをどう突っ込むかが若造の頃からのテーマだった。
短い間だけ乗っていたBMWの2002の丸テールで、140を出したことを覚えている。
当時のタイアは70。
シールド・ビームは暗く、ボッシュのハロゲンが買えなかった。


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posted by 黒崎 at 15:51 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

夜のマイルス

黒崎@夜のマイルス


「酒について」という本の著者、英国の作家、キングスレー・エイミスは、マイルス・ディヴィスをマイルスとファースト・ネームで呼ぶと血圧が上がると書いていた。無礼であろうかと。
その気持は分かる。
マイルスは黒人で、エイミスは大英帝国の物書きである。
この辺りが面白い。

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20代後半の妙齢を乗せていて、マイルスを流しているとそう嫌がらない。
これはどういうことかと不思議に思っていたのだが、ある時そのうちの一人がこう言った。
均等法があってもね、仕事を続けてゆくには何倍も力がいるものなのよ。

posted by 黒崎 at 15:40 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

無駄について

黒崎@無駄について


こうしたブログを書いていることは全くの無駄である。
仕事とは一切関係がなく、だからどうしたという風情か。
例えば毎年一冊、ブログから本を出さねばならない立場の方というのがいるが、それはそうしなければ、個人としてあるいは組織内部での立場がないからだろうと推察される。
有名ブロガーを集めて、とか07年の春の段階でも言う訳である。

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そういう何処か淋しい話はやめておいて。
車の手入れをした後、私はユニクロの1000円で買ったセーターに着替えた。
同じものが3枚あるのだが、2枚は洗濯機に入れたら縮んだ。
この冬、週末はほとんどそれで過ごしたような気もする。
寒ければ、セーターの上に再びプル・オーバーを羽織るのである。

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家族が戻ったので、茶を飲み、ちょっと出てくると地下に降りる。
飯はいらないよ。ラーメンでも食べるさ。
http://www.jartic.or.jp/traffic/highway/mex.html
首都高渋滞のサイトを確認してから、暫く走り、近いところから上に昇る。
ETCのカードを刺し間違え、ゲートが開かなくて慌てた。

posted by 黒崎 at 15:34 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

ある区間で

黒崎@ある区間で


いくつか離れたブロックに、ベントレーのクーペが一台あって、色は黒である。どういう方が乗っているのか見たことはない。
そう埃が被っている訳ではないから、定期的に洗ったりもしているのだろうが、金持ちだなあと眺めているだけである。
監視カメラがあるから指は咥えない。
今のベントレーはアウディの傘下なのだが、フロントはともかく、リアのデザインがちょっとかなという気もする。
このクーペは320近く出るらしいのだが、それが出せるところというと大陸横断鉄道の夜にも似て、東北高速のある区間だろうかと想像もした。

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posted by 黒崎 at 15:32 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

晴れた日

黒崎@晴れた日


週末の午後、家族が留守だったので地下で車のメンテをした。
なんということもなく、外が晴れていたのである。
洗車にゆこうかとも考えたのだが、毛叩きで埃を払い、バケツ半分の水で拭くだけで済ませた。
ワックスはゴールド・グリッターというものをここ数年使っている。軽くスプレーして、濡れたタオルで拭いてゆく。本来は水で薄めるのだが、私は原液を少しだけつける。
これの良いところはガラスなどにも使えるところで、効き目はブリスなどよりも弱いのだが、光り方があまり強烈ではないところが気に入っていた。
芝浦関係のディーラーでも置いてあるから、まずは定番と言っていいのだろう。

皮のクリーナーでシートを拭く。
結構汚れているもので、その後、保湿のクリームを塗る。
かつてのCGなどではロールスの皮シートの汚れ落としに、米国製のTVでよく宣伝していた赤い固形洗剤を使うという記事があって、確かにあれも汚れが落ちた。
例えばステアリングの辺りを拭いてみると、タオルが真っ黒になるのである。
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その辺りでくたびれてきて、地下一階の通路までいって煙草を吸った。
上が空いているから、まあ良いだろうという判断である。
休日だというのに、掃除の方が青い制服で歩いてきて、どうもすいませんと頭を下げた。

posted by 黒崎 at 15:24 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

2007年03月10日

海鳥たち 5

黒崎@海鳥たち 5


例えばこういうところを眺めていると、カルトとマルチの相関関係が分かったような気にもなってゆく。

http://blog.livedoor.jp/nexyz/archives/50156053.html

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posted by 黒崎 at 16:14 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

海鳥たち 4

黒崎@海鳥たち 4


女性の値段というのは、おおむね靴一足分であるという説がある。
あらわたしは、と各々言うのだが、そこは流れで。
化粧品と勝負下着のコストだけが上乗せされている、という話もあって、男というのはくだらない。

秋葉コスプレ喫茶で遊ぶ彼がいて、例えばカルトなりマルチ商法はそうした勧誘が得意である。
嘘だと思うなら、休日の午後、新宿西口のファミレスでお茶を飲んでみるといい。
背広にリュックを背負った男たちが、彼女達の説得に頷いている。

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posted by 黒崎 at 16:10 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

海鳥たち 3

黒崎@海鳥たち 3


あるひとは育ちのせいだという。
またある方は堕ちてゆく風情を模写する。
そうした甘ったれた楽しみは、ネットだから許されることでもあるのだろう。
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30代の頃だろうか、山本周五郎さんの「青べか物語」を読んだ。
ストリントベリイの一節が枕である。
当時の浦安がどんなところだったかを知るには「フーテンの寅」の第一作あたりを眺めてみると良い。僅かだけれどもその気配が残っている。
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海鳥たち 2

黒崎@海鳥たち 2


窓から外を眺めると、背の高い銀杏の樹がみえる。
薄い茶色なのだが、枝が無造作に分かれ、手入れがされていない。
桜が咲き、そして散った後くらいから、一気に緑になって、それから雨が続く。

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いくつかのところを眺めていると、ある種不安定な空洞があるかのようにも思えた。
そのときだけは生き生きしていたのだが、残るのはリアルな自分である。
取り残された思いが、あらぬ方向へと向かう。
posted by 黒崎 at 15:36 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

海鳥たち

黒崎@海鳥たち


甘木君がこんなものを拾ってきた。
mixiであるそうだ。

性 別 男性
現住所 東京都
年 齢 38歳
誕生日 02月24日
血液型 A型
出身地 奈良県
趣 味 お酒
職 業 クリエーター系
自己紹介 まもなく寿命が尽きようとしています。

好きな音楽 葬送行進曲
好きな有名人 崇徳上皇
好きな食べ物・飲み物 青酸カリ

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ま、どうでもいいのだが、春である。
posted by 黒崎 at 15:20 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

2007年03月06日

モニター

黒崎@モニター


PCのスピーカーにYAMAHAの定番のものを使っている。
アンプの入ったそれだが、これで音楽を聴くと30分で疲れる。
何故かというと、原音に忠実過ぎるからである。
サウンド・ボードはM-Audioだったろうか。
これもね、安いPCが一台買えて、私はナニヲシテイルンダロウとか思った。
JAZZボーカルを聴くには、諸説あるだろうが、BOSEの一番安いそれが良いとも思う。

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posted by 黒崎 at 03:18 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

怯える男

黒崎@怯える男


http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20070305/1173053861

で、34歳までに片はついたとも言う。
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20070305/1173053375
踏ん切り、と書いているところが彼らしい。

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posted by 黒崎 at 03:10 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

男たちの挽歌 パート1076

黒崎@男たちの挽歌 パート1076


http://kusanone.exblog.jp/
このコメント数を数えると。

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posted by 黒崎 at 03:07 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

●資料●ネットでトテモ有名な方の一例

黒崎@●資料●ネットでトテモ有名な方の一例


http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&aq=t&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLD,GGLD:2005-04,GGLD:ja&q=%e5%be%a1%e5%a0%82%e5%b2%a1%e5%95%93%e6%98%ad

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posted by 黒崎 at 02:52 | TrackBack(0) | 資料 | 更新情報をチェックする

東京の女

黒崎@東京の女


おばかさんなの私 あの日別れたひと
今夜も会えそうな気がして ひとり待つ待つ 銀座よ

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いわゆる御当地ソングのひとつである。
ザ・ピーナッツの歌は年中生理前のようでもあるが、この辺りは抑えが効いていて程が良い。
何時だったか妙齢前半を車に乗せ流していたら、わたしこの歌好きなんです、カラオケで歌うんです、とか言っていた。
黒崎さん、カラオケとかいくんですか。
んん、義理でね。
でさ、君どうしていつもジーンズなんだい。
いいじゃないですか、言わせないでくださいよ。
ん。

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posted by 黒崎 at 02:44 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

ワン・レィニィ・ナイト・イン・トーキョー 2

黒崎@ワン・レィニィ・ナイト・イン・トーキョー 2


世の中には義理事というものがあって、さしたる用事はないのだが顔だけは出さなければならない。
そこに居るということが大事なのである。
そして、年齢に応じて役柄のようなものがあり、余分に出したり奢って戴いたりする。

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六本木トンネルの辺りで加速した。
TSRが忙しく点滅する。
ポテンザが空転しているのだが、FRであるからどうということもない。
頭さえ逃げなければどうにかなる。

posted by 黒崎 at 02:43 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

ワン・レィニィ・ナイト・イン・トーキョー

黒崎@ワン・レィニィ・ナイト・イン・トーキョー


夜半、会合に間に合わず車を出した。
表参道ヒルズの前が空いている。
多摩ナンバーのスバルの後ろに停め、300円を入れた。

この界隈、ダンヒルの出店があって、若い人向けの革ジャンなどがぶら下がっている。デザインは60〜70年代の細身のモッズ辺り。
つまりトラとかBSAの単気筒や二気筒がセパハンにしてカフェに集まっていた頃合である。
当時、イゴニシスのミニは10インチのタイヤを履いていた。

ダンヒルの革ジャンは丈が短かった。
ジム・クラークが乗っていたロータスのようなストライプが入っていて、ボンネットのそれもひとつの定番である。

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戻ると土砂降りだった。
「豪雨」とも言うが、他意はない。
私は傘が嫌いなので、バックを頭にのせてAMGまで走った。
エアコンを最大にして、頭を乾かす。
越路吹雪さんのその曲を聴きながら、青山墓地近く、米軍のヘリポート前あたりでこれから戻ると電話した。

posted by 黒崎 at 02:42 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

2007年03月03日

その先で

黒崎@その先で


オウムの問題というのは、知らずに自らの未だ未処理な部分を露呈させる側面があると思っている。
あるひとにとっては、父親像であったり、その先の社会や権威というものであったり、社会に受け入れられないと信じる自らの姿であったりする。

小林よしのり氏が「オウム的!」という本で面白いことを書いていて、例えば江川さんは明白にアウトローだと言う。
確かに宿泊しているホテルを追われ、自宅にVXガスを撒かれ、当時平穏な暮らしからは程遠かったのであるが、そんなことを言えばカナリアの会の滝本氏も相当にアウトローであるのかもしれない。
オウムに関わった弁護士は多くいるが、防弾チョッキを着て上九一色村へ向かったのはあの方だけである。脱会用テープを携え。
やや波打っているご自宅の畳の上で、空中浮遊の写真を撮り、こんなものは誰でもできるぜと訴えた方も数少ない。
カナリアの会というものは、通常想定される弁護士の業務とはかなり違っているのではないかと私は考えている。

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昨年の10月、私はこんな「夜話」を書いている。

無頼とは、自分が受け入れられないことを薄く知っていて、その悲しみに耐えているひとのことを言うのだと思う。
http://kurosaki-yowa.seesaa.net/article/24756851.html

そこから何かを導きたい訳ではないが、本件、春先の夕暮れの雲に似た、薄っすらとした寂しさのようなものがあるとも思えるのである。

posted by 黒崎 at 08:48 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

塩大福

黒崎@塩大福


と桜餅。
という説があって、それもいいものである。
飯に小海老の釜茹を乗せて食べたりする。
海老の目が黒い。

オウムの問題というのは、知らずに自らの未だ未処理な部分を露呈させる側面があると思っている。
このことは、村上春樹の「アンダーグラウンド 2 約束された場所で」を読んでいるとゆっくりと分かってくる。
そこには元あるいは現信者のインタビューが載っているのだが、例えば読者はその中の誰に共感するだろうか。
能弁に語る元信者の言葉の背後にある無意識の特権意識。
自分がやっていたことが正しかったと、ゆきつもどりつしながら今でも考えている。

似たようなものをネット上で指摘すれば
「終末と救済の幻想」(ロバート・J・リフトン著:渡辺学訳:岩波書店)
に関してのこんな言説である。

元オウムサマナ、メロン氏、オウムを語る--(1)-- 
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1733/aum-3/melon-1.html

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posted by 黒崎 at 08:46 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

桃の日

黒崎@桃の日


何人かの方がひそかに期待もしくは心配していたようなことは、黒崎に関しては一切起きていない。
今、腰に湿布を貼っているくらいなものである。

それが可能ならとっくにやっているのであって、その辺りは過去ログなどを眺めていただければ分かる。
そういえばume氏は元気だろうか。
彼との約束で、このブログの非公開コメント欄へのあれこれは公開していないのだが、ま、そんなもんでいいんではないですかね。
桃の日に、藪から蛇のことを書くのも趣味がよくない。

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posted by 黒崎 at 08:01 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

三月

黒崎@三月


春先は忙しい。
昼間の厄介も家庭の厄介も、傾きながら次を捜す。
要は季節が移ろうのだ。
薄く窓を開けていたら、デスクの上が砂だらけになった。

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ざっとおさらい。Yahoo!ニュース オウム真理教問題
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/aum/
26日の毎日の記事がここでは最も速い。
「上祐派が60人規模で脱会表明」
時期も時期であって、誰であれ暫く沈黙を守るのは、当面の避難として得策であるかもしれない。ネットに顔を出していればそのことは問われる。

また反射的に言えば、脱会者の定義というものが極めて困難なことになってきているように思う。脱会の相対化、意味の無効化である。
公安に提出する名簿に載っていないから脱会者である、とは一概に主張できない情勢になったということだろうか。

Wikipedia「上祐史浩」の履歴とその編集は、鮫のヤローが指摘するように要注目である。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E4%B8%8A%E7%A5%90%E5%8F%B2%E6%B5%A9&action=history
内容もそうであるが、その動機の推察である。
それについては後で触れる。

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posted by 黒崎 at 07:59 | TrackBack(0) | 夜話 | 更新情報をチェックする

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