黒崎@カルトとネットゴロ 4
結局、松永氏周辺に集う人間が、いわゆるネットストーカー・ネットゴロの類の人種しか残らなかったというところに、ここ一連の物語の本質があるように思える。
しかし、これは元々そういうものだったのかも知れない。
問題-騒動-迷走などという呼び方や区分は、ほとんど意味を持っていないのではなかろうか。
線は一本である。通低しているものも、ほぼ同じ匂いを放っている。
思い出せば、泉氏の例の報道機関設立企画。
この辺りから松永氏の影がちらほらしていた。
umeと名乗る人物の登場。オウムとの関わり。
オクターブ高く「参加型ジャーナリズム」を吹聴して廻っていた時事通信編集委員やガ島こと藤代氏。そこから泉氏による松永インタビューがあって、幾人かのジャーナリストやフリーライターが舞台に登場しては消えていった。
この辺りの流れは「アレフブロガーの時代」が大筋のところでまとめている。
http://alephblogger.blogspot.com/周辺部とその中核という違いはあれども、放っていた気配、匂いに関して言えば、私は皆何処か薄く相通じるものがあったような気がしてもいる。
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一連の物語の中心にいたのは松永氏である。
かつて彼は、ネットにおいて、ある層と階層のイコンのような存在であった。
と、書いたものの、次第にその実態が誰の目にも明らかになってゆく。
例えば近いところでは以下のようである。
http://d.hatena.ne.jp/sakichan/20061121/p52006年11月21日(火) 16:24 KMT (ノート | 投稿記録) "Alex777 (投稿記録)" を 無期限 ブロックしました(Wikipedia:投稿ブロック依頼/Alex777)
http://d.hatena.ne.jp/requiem7/20061120このコメント欄が面白い。
http://d.hatena.ne.jp/requiem7/20061120/1164158640こちらでも執拗に実名を出しているが微妙にトーンが変わり、BB氏に対して急速に媚る様相を呈している。
その理由は読者にはお分かりだろう。実は彼らも十分に承知しているのだ。
自分には関係がない、責任はないと繰り返し述べている松永氏は、例えば18日にも彼(ら)と会い「赤提灯で泥酔」などしている。
泥酔し、何を思ったかは知らないが、
「
ましてや、○○さんや××さんのように、脱会者の足を引っ張るような事をするような人物ではないでしょう」
とある一文が、松永氏とその周辺の、今現在の正直な心境であるかのように思われる。
お涙頂戴。ありがとう。
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